売電価格がアップ!太陽光発電システムのある暮らし

再生可能エネルギー(再エネ)で発電した電気を、電力会社が固定価格で買い取ってくれる「FIT制度」。
2025年10月より、太陽光発電の買取価格が大幅に増額されます。これから住まいを検討される方も、すでに打合わせ中の方も、太陽光発電システムの設置は今がオススメです。
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電気代はこれからも上昇傾向に
世界情勢の影響で燃料価格が高騰し、電気代やガス代は今後も上昇が続く見込みです。さらに、再生可能エネルギー促進のための「再エネ賦課金」も年々上がっており、家計への負担がじわじわ増しています。
このような背景から、電気を“買う”のではなく“つくる”選択肢として、太陽光発電の導入を検討されるご家庭が増えています。

FIT制度の売電価格が60%以上アップ
2025年10月から、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)が一部改訂されます。
これまで1kWhあたり14〜15円程度だった買取価格が、新制度では最初の4年間の買取価格が増額されて1kWhあたり24円に。
前年度比で60%以上アップになるため、初期投資の回収期間が早くなるのことが今回の制度改定の大きな特徴です。

5年目以降は「自家消費」への切り替えもおすすめ
上記表のとおり、5年目以降は1kWhあたり8.3円に変わります。引き続き余剰電力を売電することもできますし、このタイミングで「余った電気を売る」から「発電した電気を自宅で使う」=自家消費型の暮らしへ切り替えるのも一つの選択肢です。

蓄電池を組み合わせて、さらに安心&おトクに
太陽光とセットで注目されているのが「蓄電池」です。
日中に発電した電気をためておけるので、発電しない夜間でも自家発電の電気が使えます。
売電するよりも、自分の家で使う方が電気代の削減効果が大きい場合も多く、もしもの停電や災害時にも活躍。家族の安心を守る「備え」としても頼もしい存在です。

気になるのは導入費用は?
太陽光発電・蓄電池を住宅に導入する際、初期費用はやはり気になるポイントですね。10年前に比べると設置費用はだいぶ導入しやすい金額になりましたし、補助金なども様々あります。防災面でのメリットも多いので、気になる方はぜひ一度ご相談ください。

環境にも家計にもやさしい、これからの住まいへ
太陽光でつくった電気を"自家消費"することは、地球環境への配慮にもつながります。温室効果ガスの排出を抑え、クリーンなエネルギーで家族の毎日を支える。そんなエコでスマートな住まいを、これからの家づくりに取り入れてみませんか?